投資初心者がいざ実際に投資をしようとなった時に、まず「何に対して投資するのか?」が第一ステップです。
「投資=株」というイメージを抱く方も多いかもしれませんが、投資をする時は自分の希望・目的に合った商品を選ぶ必要があります。
特に初めての投資商品であれば、買ってからイメージと異なる結果になったり、売却したい時にできなかったり、商品の特徴を理解していないと後でトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
そこで今回は、投資初心者が納得できる金融商品の選び方等について紹介します。
「これから投資を始めようと思っている」
「初心者で何に投資すべきかわからない」
「初心者におすすめの投資を知りたい」
上記に該当する方は最後まで読んでみてください。
【結論】初心者は株式投資と投資信託を併用しよう
結論から言うと、投資初心者は個別の銘柄を買う株式投資と、専門家が運用してくれる投資信託の両方に投資することをおすすめします。
理由として、金融商品は様々な種類がありますが、その中でも最も複雑性・ハードルの低い商品が株式投資と投資信託であるためです。
基本的に投資・資産運用は複数の商品に分散投資することでリスク軽減を図るのがセオリーになります。損失リスクの低い商品で安定性を維持しつつ、損失リスクは抱えつつリターンも大きい商品にも投資してバランスを整えましょう。
株式投資と投資信託の特徴は?
まず、株式投資と投資信託の特徴について簡単に見てみましょう。
株式投資の特徴
株式投資は上場している企業の中から買いたい株を自分で選んで売買を行います。リターンとしては単純な株の値上がり益か、保有していることで受け取れる配当金や株主優待等が挙げられます。
値上がり益を求める場合は将来的に業績の成長が見込める企業を見つけて株を買って、見立て通りに株価が上がったタイミングで売却できれば、「利益確定」という形で儲けることができます。
例えば、株価が1,000円の銘柄を100万円で1000株購入して、株価が1,200円になった状態で売却すれば、手数料等を考慮せずに計算すると200×1000の20万円の儲けです。
逆に、株価が1,000円から800円に下落した場合、-20万円の損失になってしまいます。そのため、売買のタイミングは様々な可能性を考慮して慎重に考えることが大切です。
株式投資は市場が開いている時間帯であれば好きなタイミングで投資可能で、元本は最少で数千円から始めることができます。
自分で業界や企業を積極的に分析して大きな利益を狙いたい場合は株式投資が適していると言えるでしょう。
銘柄によっては、短期間で株価が数倍~数十倍に跳ね上がる事例も多くあるので、投資の知見を磨いて良い投資判断ができれば短期間で大きな利益も得られるチャンスがあります。
投資信託の特徴
投資信託(ファンド)とは、商品は自分で選びますが、運用は「ファンドマネージャー」という専門家にお願いする形になります。
各投資家から集めた資金を1つにまとめて、ファンドマネージャー・運用会社が資産運用を行います。投資対象は株に限らず債券や不動産等も含まれるため、単一の対象に投資するよりも安定性が高いのが特徴です。
株式投資と比較してローリスクローリターンの傾向が強く、尚且つ普通預金と比較して高い利回りが期待できます。
運用時にはファンドマネージャーに支払う手数料が発生しますが、株式の売買よりも安いですし、NISA精度を活用することで運用益を非課税にすることも可能です。
特に、「投資のプロであるファンドマネージャーが運用を行う」という点は、投資初心者におすすめできる大きな理由の1つと言えます。
また、毎月一定の額を少しずつ投資する「積立投資」であれば、まとまった余剰資金がなくても気軽に始めることができるのも魅力です。
基本的に自分が何か作業をする必要がなく、ファンドマネージャーから定期的に運用成果を受け取ることができるので忙しくても問題なく継続することができます。
株式投資と投資信託の手数料はどれぐらい?
「投資で儲けられるのはいいけど、手数料はどれぐらいかかるんだろう?」と気になる方も多いかと思います。
明確な金額はケースバイケースですが、どのように手数料が決まっているのかについて押さえておきましょう。
株式投資の手数料
株式投資の売買で発生する手数料は、売買額によって変動します。また、ネット証券か、そうでないかによっても異なります。
ネット証券は手数料が安く、1,000円以下に収まる場合がほとんどです。また、1回の売買額が10万円以下であれば手数料が発生しない場合もあります。
対面での場合はもう少し高くなりますが、現在は株式投資もネット証券が主流となっており、「高い」と感じることもないと言えるでしょう。
投資信託の手数料
投資信託は約6,000程度の種類の商品がありますが、およそ1,300種は購入手数料がかかりません。ただし、ファンドマネージャーに払う「信託報酬」は必ず発生します。
信託報酬は商品や運用会社にもよりますが、投資信託保有額の年0.2%前後が一般的です。例えば10万円を保有していた場合、200円となるため、こちらも気になる額ではないと言えるでしょう。
ネット証券であれば、株式投資も投資信託も手数料はそこまで気になる要素ではない場合が多いです。ただし、後でトラブルにならないように、売買前に必ず確認しておきましょう。
【まとめ】投資信託で安定性を確保しながら株式投資にも挑戦してみよう
投資によって安定的に資産を増やすためには、投資信託で安定性を維持しながら、株式投資でもより良いリターンを得られるように分散投資を行いましょう。
最近ではNISA精度も一新されたことで、よりお得な環境で投資をスタートすることができます。ぜひ本記事を今後の投資ライフのお役に立てていただけますと幸いです。
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